ライオンズはなぜ勝てないのか
昨日はラグビーワールドカップがなく、夕方から雨が降ってきたので、家で西武VSソフトバンクのクライマックスシリーズを観戦しました。テレビをつけたときにはソフトバンクが1点リードしていて、2点目が入り、あれよあれよという間に3回に4点、4回にも1点で7-0になってしまいました。
ライオンズに関しては素人の私の素朴の疑問ですが、なぜ今井投手を6点取られるまで引っ張ったのでしょうか。
短期決戦は早めに対処して傷口が広がる前に次々と策を出すというのが鉄則だと思うのですが。工藤監督は勝ち投手の権利など関係なく、武田投手が5回にノーアウトでヒット2本打たれたところで嘉弥真投手にスイッチしました。
ライオンズは確かに打点部門で1位-3位を独占してその3人だけで348打点をあげていますし、チーム打率は2.65で1位です(ソフトバンクは2.51で2位)。しかし、チームの防御率は4.35で最下位なのです(ソフトバンクは3.63で1位)。
去年も打線のチームでリーグ優勝し、クライマックスでソフトバンクに敗れ、日本シリーズには出られませんでした。
今年も今のところソフトバンクの2勝、西武はアドバンテージの1勝のみです。
今日もソフトバンクは中5日の千賀投手。今シーズンの成績は13勝8敗。西武は5勝6敗の十亀投手です。データだけを見ると西武は分が悪いです。
今年のパ・リーグは規定投球回数以上の投手が6人しかいなくてそのうちの2人がソフトバンクです。西武からは一人もいませんでした。
やっぱり短期決戦は投手力なのでしょうか。工藤監督は優勝が無理になった瞬間からクライマックスを勝ち進んで日本一になる方法を日夜考えていたのかもしれません。
ライオンズとしては十亀投手が2点取られたらすぐに変えるといった早め早めの対策が必要だと思います。
きょう勝てば明日は台風19号の営業で中止ですので、天の恵みとなるかもしれません。
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